
この車をネタにオナニー出来るオレは勝ち組。
はっきり言って、エロ画像やエロ動画でオナニーする奴は甘い。まだまだ初級、オナニー初級。それは与えられたオナニーだ。いつまでオナニーのスネをかじっているつもりなんだ。
オナニーは想像力なんです。イマジネーションを最大限に活用して、脳内で架空のシチュエーションを作り上げる。左手で空気を掴んで、乳房の柔らかさまで想像する事が出来たら昇級だ。それをエアおっぱいと呼ぶ。
オレは今まで沢山の女を抱いた。みんなが大好きなあのアイドルも、あの有名な歌手も全てオレの身体を通り過ぎて行ったよ。あのアイドルなんて清純派で売ってるけど、オレの腕の中では淫らな女だったぜ。もちろん脳内の話だけどな。
例えばこのシチュエーション。
オレはカリフォルニアの別荘に遊びに来ていた。連休に有給を組み合わせ、久しぶりの長期休暇が取れた。慌しい日本に疲れ、ここカリフォルニアに癒しを求めに舞い降りた。
オレンジ色の太陽が心地良い気温を作り上げ、さわさわと揺れる椰子の木がそれに涼しさを加えてくれる。この風を感じて初めて、カリフォルニアに来たのだという実感が沸く。
荷物をリビングに放り投げると、一息付く暇もなくレイジーの店へと向かった。レイジーとはここで知り合った日系人。今では並木通りでバーガーショップを経営している。レイジーこだわりのハンバーガーは、ふんわり焼き上げたパンズにジューシーなパテが特徴で、特に自家製ピクルスが好評を得ている。行列が出来るのも当然で、この街の名物となっている。あなたもこの街を訪れた時は、是非ともレイジーのバーガーショップに立ち寄って欲しい。
最初の曲がり角を右に曲がった時だった。正面から走って来た男が慌てながらオレにこう言った。
「これを預かっていてくれないか!?」
男はオレに白い布包みを手渡した。そして呆然とするオレを尻目に、男はそのまま走り去って行った。状況が把握出来ないまま、その布包みを開いてみると中には少し温もりのあるピストルが包まれていた。この温かさは、発砲した直後なのか。
その瞬間だった。男が走って来た方向から1台のパトカーがサイレンを鳴らして信じられないスピードで向かってきた。そのパトカーはオレの目の前で道を塞ぐように急ブレーキをかけた。オレは未だ状況を把握出来ないでいる。
「フリーズ!!」
パトカーから降りてきた婦人警官は、オレにピストルを突きつけた。オレは事態を把握出来ないまま両手を上げた。白い布包みを奪われると、後ろを向かされ、民家に停めてあった車に両手を付かされた。オレは何もやっていないのだが。
「…ガガガ……応答せよ応答せよ!こちらカリフォルニア21番街、殺人犯を確保!凶器のピストルも押収しました!!」
婦人警官は無線で本部に報告をした。そして初めてオレも状況を理解出来たのだ。オレにピストルを渡て走り去った男、オレはあいつに嵌められてしまったのだ。オレは関係ない、オレは何もやってない。オレはジャパニーズイングリッシュで必死に弁明した。
「シャラップ!!」
婦人警官はオレの言い訳も聞かず、後頭部にピストルを突き付けた。その冷たさは後頭部からひしひしと伝わり、初めて感じた死の恐怖から身体が震えて声も出せない。オレは死ぬのか、しかしこんな太陽の下で死ねるのなら悪くはない。そして婦人警官は引き金にかけた指をゆっくりと引いた。
「…ガガガ……応答せよ応答せよ!カリフォルニア23番街にて容疑者確保!凶器のピストルは通行人に渡したと自供した!!」
今まさに殺される瞬間、本部からの無線でオレは助かったのだった。あの男、いや真犯人の逮捕。一時は死も覚悟したのだったが、こんな太陽の下で生きれる事を幸せに感じた。
「ソ…ソーリー……」
誤認逮捕にて申し訳無さそうにうな垂れる婦人警官。ここで初めて婦人警官の顔をまともに見たのだが、風になびくブロンドのヘアにマリンブルーの瞳。制服をはち切れんばかりの魅力的なボディ。オレは彼女に釘付けになった。
すると彼女は申し訳なさからなのか、白く透き通る肌を真紅に染めながら、制服を脱ぎ始めた。窮屈に締め付けられていたその乳房は、檻から放たれたライオンのように自由を求めて飛び出した。そしてオレの欲望も檻から放たれた。
オレがされた行為と同じように、その婦人警官の両手を車に付かせ、オレは、
みたいな感じで。何かバカらしくなって恥ずかしくなったので終わり。
ランキングが125位(笑) 我ながらザコ(笑)
男の、男による、男のためのアダルトショップ