プレゼント オレ日記 ■空に浮かんだ五線譜
素敵な画像でシャドーセックス。今夜もセックスマイセルフ。
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サラ、ファイン サラファイン
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■あ、おひさしぶりです。

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■空に浮かんだ五線譜 


東京に出てきてもう10年。

ミュージシャンに憧れ、ギターを片手に田舎から上京してきた。15年、いや10年経っても花が開かなかったら田舎に帰って実家の農業を継ぐと決めていた。それがもの凄い剣幕で反対していた親父との約束だった。

東京に行けば、東京だったらオレの夢は叶えられる。そう信じていた学生時代。オレには才能があるはずだ。こんな田舎ではオレの音楽をわかってくれる耳を持った人間はいない。ずっとそう思っていたんだ。

しかし東京は厳しかった。少しでも安い物件を見つける為に歩き回って探した古いオンボロアパートに住み、コンビニでアルバイトをしながら路上で歌う毎日。オレの音楽に足を止める人はおらず、もちろん投げ銭を貰う為に開いてあるギターケースには、消費者金融のティッシュやドリンクバーのクーポン券しか入っていない。それどころかタクシードライバーには静かにしろと怒られる始末。

もうオレはダメなのかな。この街ではオレの歌なんか必要とされてないんだ。所詮は田舎から出てきた井の中の蛙。東京は、オレが憧れていた東京はとても大きく、とても冷たい街でした。おっとん、オラ田舎へ帰るべさ。

少ない荷物をまとめ、最後の貯金で夜行列車の乗車券を買った。明日でこの完全実力主義の街ともお別れだ。もうこのギターも必要ない。中学生の頃にお年玉を貯めて買ったオールドギター。思い出と夢をくれた真っ赤なオールドギター。

アルバイト先に田舎へ帰る事を告げ、日が暮れて夕日が街を真紅に染める中、オレはひとり感傷に耽りながらアパートへ向かった。その途中、オレは空を憎んだ。こんなオレにチャンスをくれなかった星も見えない空を憎んだ。



こ、これは!?

赤く焼けた空に電信柱のシルエット。電線には子供に晩ご飯を伝える鳥の群れ。オレにはそれが五線譜に見えた。

そうかこのメロディだ。

そして新曲「胸きゅん手術室~syoudokuしてから入ってきてね~」が生まれた。

今は実家の農業を継いでいます。もうそろそろ美味しいリンゴの収穫期です。
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[ 2006/05/27 13:53 ] ■画像 | トラックバック(-) | CM(0)
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